保護具の必要性、義務と関連法規

事業者は「労働安全衛生規則」に基づき、労働者の安全に配慮しなければなりません。

「防毒マスク」は有毒なガス、蒸気等の吸入により生じる人体への影響を防止するために使用されるもの であり、その規格については、防毒マスクの規格(平成2年労働省告示第68号)に定められた規格・区分に適したものを使用するよう「厚生労働省基発第 0207007号」により示されています。

また、事業者は、衛生管理者、作業主任者等の労働衛生に関する知識及び経験を有する者のうちから、 各作業場ごとに防毒マスクを管理する保護具着用管理責任者を指名し、防毒マスクの適正な選択、 着用及び取扱方法について必要な指導を行わせるとともに、防毒マスクの適正な保守管理に当たらせなければなりません。



防毒マスク用吸収缶と適応ガスについて

吸収缶の種類 試験ガス 試験濃度 適応ガス
有機ガス シクロヘキサン 0.03%(300ppm) アセトン
イソブチルアルコール
メチルエチルケトン
トリクロルエチレン
二酸化炭素
ブタノール
酢酸エチル
酢酸メチル
キシレン
クロロホルム
トルエン
メタノール
など
ハロゲンガス用 塩素 0.02%(200ppm) 塩素
臭素
フッ素など
酸性ガス用 塩化水素 0.03%(300ppm) 塩化水素
過酢酸
硝酸
臭化水素など
アンモニア用 アンモニア 0.1%(1000ppm) アンモニア
亜硫酸ガス用 亜硫酸ガス 0.03%(300ppm) 二酸化硫黄
硫化水素用 硫化水素 0.02%(200ppm) 硫化水素
エチレンオキシド用 エチレンオキシド 0.003%(30ppm) エチレンオキシド
ホルムアルデヒド用 ホルムアルデヒド 0.002%(20ppm) ホルムアルデヒド


吸収缶の交換と保存期間の目安

理論計算上の有効時間を過ぎた吸収缶は絶対に使用しないでください。
吸収缶の有効時間は使用する有害物質の種類や作業場所の濃度、温度、湿度、作業者の呼吸量、保管方法などにより左右されます。作業環境・作業時間から推測し、十分な吸収能力のある吸収缶を選択して下さい。
吸収缶の使用時間については、当該防毒マスクの取扱説明書及び破過曲線図、メーカーへの照会結果などに基づいて、作業場所の空気中に存在する有害物質の濃度、温度や湿度に対して余裕のある使用限度時間を予め設定し、その設定時間を限度に交換してください。
また、使用中に臭気を感じたり、異常を感じた場合には直ちに新しい吸収缶にお取替 えください。

破過曲線図は吸収缶によって異なります。
右側に挙げている図では
ガス濃度300ppmでは約240分、800ppmでは約100分の
破過時間を持つ吸収缶という事になります。
このように吸収缶の有効時間はガスの濃度によって大きく異なりますので、使用の際には事前の測定が必要となります。


また、吸収缶の保存期間の目安としては、製造年月より2年間となります。
2年を経過したものに加え、缶体にキズやへこみ、穴が空いているもの、袋に穴が空いていたり破れているものは、除毒能力が低下、無くなっている可能性がありますので、廃棄して下さい。

防毒マスクの使用条件

◆下記の内、1つでも当てはまる場合は、防毒マスクの使用は出来ません。送気マスク・空気呼吸器など環境条件に合った保護具を別途ご使用下さい。

  • 酸素濃度不明、または18%未満の場合

  • 有毒ガスの濃度、種類が不明の場合

  • 環境中の有毒ガスを除去できる吸収缶が無い場合

  • 性質の異なるガスが混在する場合

  • ◆防毒マスクの使用可能な濃度上限

  • 作業環境下において、酸素濃度が18%以上であること

  • 「常温」「常湿」「常圧」の環境であること

  • 発生する有毒ガスの濃度が下記表の範囲内にあること
    また、吸収缶の能力として対応できても、曝露限界濃度より著しく高い環境での使用は望ましくありません。
    作業環境空気の状態が不明であったり、空気中に吸収缶で除去できない有毒ガスが存在したり、許容濃度や、TLV-TWA値が勧告されていない有毒ガス等が存在するような場合には、送気マスクが必要となります。

  • 種類 全面形防毒マスク 半面形防毒マスク
    隔離式 2%以下 20,000ppm以下 ただし曝露限界のN1倍2%以下 20,000ppm以下 ただし曝露限界の10倍
    直結式 1%以下 10,000ppm以下 ただし曝露限界のN1倍1%以下 10,000ppm以下 ただし曝露限界の10倍
    隔離式小型 0.1%以下 1,000ppm以下 ただし曝露限界のN1倍0.1%以下 1,000ppm以下 ただし曝露限界の10倍

    ◆1日の使用時間が30分未満の場合に、防毒マスクが使用できる有毒ガスなどの濃度の上限
    種類 全面形防毒マスク 半面形防毒マスク
    隔離式 2%以下 20,000ppm以下 ただし曝露限界のN2倍2%以下 20,000ppm以下 ただし曝露限界の30倍
    直結式 1%以下 10,000ppm以下 ただし曝露限界のN2倍1%以下 10,000ppm以下 ただし曝露限界の30倍
    隔離式小型 0.1%以下 1,000ppm以下 ただし曝露限界のN2倍0.1%以下 1,000ppm以下 ただし曝露限界の30倍

    ◆曝露限界とは
    ほとんど全ての労働者が連日繰り返し曝露されても、健康に有害な影響を受けないと考えられる環境条件の限界。
    日本産業衛生学会の許容濃度、ACGIHのTLVなどがある。

    ◆防護係数(表のN1 N2倍について)
    防護係数は環境中の有害物質濃度(マスクの外側)/吸気中の有害物質濃度(マスクの内側)で表します。
    尚、防護係数を測定しない場合はN1倍を50倍、N2倍を150倍とします。

    ※上記は参考情報です。最終的な判断は、関係省庁および現場責任者、作業主任者の判断を仰いでください。

    有機ガス対応
    【3M/スリーエム】防毒マスク用吸収缶3301J-100 有機ガス用
    【直結式小型吸収缶 3000シリーズ用】 (60個/1ケース)

    【粉塵/防毒/作業用/医療用/大気汚染】

    商品画像【3M/スリーエム】3301J-100


    商品おススメポイント

    ※衛生商品ですので、交換、返品等はご遠慮ください。

    仕様表
     3301J-100 
      適応ガス 粒子捕集効率 通気抵抗 除毒能力 重量
    平均実測値 有機ガス用 - 92Pa 244分 77g


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    特売 【3M/スリーエム】防毒マスク用吸収缶3301J-100 有機ガス用(60個/1ケース) ガスマスク:安全モール 店

    2019年10月3日
    住信SBIネット銀行株式会社

    特売 【3M/スリーエム】防毒マスク用吸収缶3301J-100 有機ガス用(60個/1ケース) ガスマスク:安全モール 店

    HDI(ヘルプデスク協会)は1989年に設立された世界最大のサポートサービス業界のメンバーシップ団体で、HDI-Japanは日本で初めてサポートサービスの認定資格制度を築きあげた団体です。このたび当社はHDI-Japanが主催する銀行業界の「問合せ窓口格付け」及び「Webサポート格付け」において国内最高評価である三つ星を獲得いたしました。

    HDI「問合せ窓口格付け」について

    「問合せ窓口格付け」は、問合せ窓口のサポート性を、HDIの国際標準により設定された評価基準に沿って、審査員が顧客の視点で評価し、三つ星~星なしの4段階で格付けを行っております。

    HDI「Webサポート格付け」について

    「Webサポート格付け」は、WEBサイトのサポート性を調査するもので、WEBサイトを5つの評価項目について評価します。テーマを指定したうえで、審査員はWEBサイトを顧客の視点で評価し、三つ星~星なしの4段階で格付けを行っております。

    HDI格付ベンチマーク2019年【銀行業界】の調査結果

    https://www.hdi-japan.com/hdi/research-publication/press_release_191003.asp

    住信SBIネット銀行は、お客さま中心主義のもと最先端のテクノロジーを活用することで、金融サービスを変革し、社会をより快適で便利ものに変えていくことを目指してまいります。

    以上


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